不動産買取とは?仲介との違いや詳しい流れなどを紹介!

不動産の売却を検討する際には、仲介と買取について知っておく必要があります。

簡単に言うと、仲介とは不動産会社が間に入って買主を探す方法、買取とは不動産会社に直接、買い取ってもらう方法です。
それぞれかかる期間や流れが異なるため、ご自身に合っているのがどちらなのかを見極めることが重要です。

今回は、2つの売却方法のうち買取に焦点を当てて、その流れやメリット、どのようなケースの時に買取が向いているのかについて紹介します。
不動産売却をお考えの方は、ぜひこの記事を参考に買取がご自身に合うかどうか検討してみてください。

□不動産売却には仲介と買取が!その違いは?

ここでは、仲介と買取の違いについて詳しく紹介します。
仲介と買取の違いは4つあります。

1つ目は、買主です。
仲介で不動産を売却するときの買主は個人になります。
個人間ではスムーズに進めることが難しい広告や手続きなどを不動産会社が仲介者として代理に行う、とイメージすると分かりやすいでしょう。

買取の場合は不動産会社が買主です。

2つ目は、期間です。
仲介の場合は、買主が見つかるまで売却活動を行います。
買取の場合は買主が不動産会社なので、条件が合えば短期間での売却が可能です。

3つ目は、売却価格です。
仲介の場合は、相場価格と同じくらいの売却価格になることがほとんどです。
買取の場合は、不動産会社が行うリフォーム費用が売却価格から引かれるため、相場価格の7割から9割になります。

4つ目は、かかる費用です。
仲介の場合は仲介手数料を不動産会社に支払う必要があります。
また、買主を探すために広告を出す必要があります。

広告や内見といった売却活動を不動産会社に行ってもらうため、仲介手数料を支払うことになります。

□不動産買取の流れは?6つのステップで解説!

不動産会社が直接買主となる不動産買取はどのように進むのでしょうか。
ここでは6つのステップで解説します。

*情報収集

まずは、情報収集が必要です。
収集する必要がある情報は、相場価格や不動産会社についてです。

買取で不動産を売却する場合、売却価格は相場価格の7割から9割になります。
相場価格を事前に知っておくことで、不動産会社に提示された価格が妥当なものなのかを判断する材料にできます。

また、どの不動産会社に依頼するかも考えましょう。
不動産会社によっては、買取を得意としていない場合もあります。

買取が得意でなくても依頼されたら引き受けるという会社も多いため、事前にホームページで買取の実績があるかを確認し、当社のように買取を得意とする不動産会社に依頼するようにしましょう。

*買取査定

買取を依頼する不動産会社を決めたら、買取査定をしてもらいましょう。
査定方法には、「机上査定」と「訪問査定」があります。
机上査定は写真や書類で行う査定方法で、訪問査定は実際に家を訪問して現状を見て査定する方法です。

最終的な買取価格は立地や建物の劣化状況で決まるため、訪問査定の方が実際の買取価格と近い査定価格を知れるでしょう。

*条件の確認・買取価格の決定

査定額に納得できたら、条件の詳細を決め、実際の買取に進みます。
決める条件は、家を引き渡す日や家の中に残る荷物をどうするのかなどです。
家の中にある荷物は売主が処分しなくてはいけないのか、それとも不動産会社が買い取ってくれるのか、確認しましょう。

*売買契約を結ぶ

提示された買取価格と条件で納得できたら、売買契約を締結しましょう。
売却価格は契約日に全額受け取れるわけではないので、いつ全額受け取れるのか確認しておきましょう。

*引き渡し準備

引き渡し日の前日までに引っ越しにかかる料金や公共料金の精算を済ませ、物件の引き渡しの準備をします。
また、登記の抹消や移転などが必要な場合は、その手続きも進めましょう。

*引き渡し

引き渡し準備が済んだら、引き渡しをして取引が完了します。
買取は買主が不動産会社であるためすぐに取引が終了しますが、その分、書類の準備や手続きにかけられる時間が少ないため、事前に流れをしっかり把握したうえで進めていきましょう。

□不動産買取のメリットを紹介

不動産買取の流れを見ていただきました。
買取で不動産を売却するのは、仲介と比較してどのようなメリットがあるのでしょうか。

1番のメリットは、なんといっても短期間で現金化できる点でしょう。
仲介の場合は買主が見つかるまで売却活動を続ける必要があるため、その後のスケジュールが立てにくいです。

短期間で売却できるため、資金計画が立てやすく、引っ越しの計画を立てやすいです。
引っ越ししないといけない日が事前に決まっている場合は、その資金を売却で調達できるので、買取の方が良いでしょう。

他にも、仲介手数料が発生しないことや周囲に知られずに売却できる点や、契約不適合責任を免除できる点もメリットといえます。

仲介の場合は、買主を探すために広告を出さなくてはいけません。
そのため、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。
また、広告を出すため周囲の方に売却をしていることが知られてしまいます。

契約不適合責任とは、契約内容とは異なるものを売った時に売主に課される責任のことです。
買取では、この責任が免除される可能性があります。

□買取がおすすめなケースを紹介します

紹介したメリットを踏まえて、どのようなケースが買取に向いているのか、解説します。

・素早く売却したい
・売却したい不動産の築年数が古い
・事故物件である

まず、素早く売却したいケースです。
買取での不動産売却は不動産会社との相談だけで売却が完結するため、素早く売却できます。

次に、売却したい不動産の築年数が古いケースです。
築年数が古い不動産は仲介での売却だと買主が見つかりにくいです。
そのため売却期間が長くなったり、修繕が必要になったりと、コストが高くなってしまいます。

買取での売却であれば不動産会社がリフォームを行うため修繕する必要がなく、スムーズに売却できます。

そして、事故物件であるケースです。
事故物件は仲介で売却するのは難しいです。
買取でもそこまで高い価格は期待できませんが、仲介よりは売却できる可能性が高いでしょう。

□不動産買取を利用する前に!必要な書類をそろえましょう

最後に、不動産買取において必要な書類を紹介します。
スムーズに売却を進めるために、必要書類を把握しておくといいでしょう。

・身分証明書
・実印
・印鑑証明書
・登録識別情報
・固定資産税納税通知書、評価証明書

上記の5つの書類は、土地だけの売却、マンションの売却、戸建ての売却すべてで必要です。
また、マンションの場合はマンションの管理規約や使用規約に関する書類が必要です。

上記で紹介したのは必ず必要な書類ですが、場合によっては住民票やローン残高証明書、土地の測量図面なども必要になることがあります。
買取を依頼する不動産会社に確認してみましょう。

□まとめ

不動産買取は、仲介とは異なり不動産会社が買主となるため、売却活動をせずに売却を素早く終えられます。
仲介はただでさえ時間がかかりますが、売却したい不動産が古かったり、事故物件であったりする場合はさらに時間がかかってしまうので、買取での売却をおすすめします。

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