不動産がなかなか売れない!値下げのタイミングは?

現在所有している不動産の売却をしようとしても、なかなか買主が見つからないこともあるでしょう。

しかし、安易に不動産の値下げをしてしまうと、本来の相場の価格よりもかなり安く購入されてしまう可能性があります。

今回は、不動産の値下げをいつ、どの程度すれば良いのか、それを実際にする上で注意すべき点についてそれぞれ解説します。
また、買主から値下げ交渉をされた時の対処の仕方や、買主が見つからない時でも不動産を売却できる方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□不動産売却の値下げのタイミングは?

ここでは、不動産を売却する時に値下げするタイミングについていくつか解説します。

まず、実際に設置した売却までの期限がある場合は、その日程までの期間を考慮して値下げするタイミングを決めるのが良いでしょう。
値下げをしてからすぐに買主が見つかるとは限らないので、売却期限までの期間を考えながら柔軟に値下げしていく必要があります。

次に、実際に売却しようとしている不動産の購入を希望している方の人数があまりにも少ない時は値下げをした方が良いでしょう。
かなり時間をかけて売却するための活動をしているのにも関わらず、ほとんど購入を希望する方が現れない場合はその売却価格に問題があるのかもしれません。

売却価格が高く設定されているとその分、買主は見つかりづらくなってしまいます。
購入を希望する方が少ないと感じた時は、値下げするのがおすすめです。

また、不動産の需要が上がる時期に値下げをするのも良いでしょう。
1年の中でも不動産の需要が高くなる時期があります。
学生や社会人の新生活が始まる1月〜3月までの時期や、社会人の異動が多くなる9月などの時期が不動産の需要が高くなる時期といえます。

このような時期にあえて値下げをすることで、買主にお得な印象を与えられるので、不動産の売却が進みやすくなります。

上記のように、値下げをした方が不動産を売却しやすくなるタイミングがいくつかあります。
タイミングをうまく見計らって値下げすることが大切です。

□値下げ幅はどう決める?

ここでは実際に不動産の売却価格から値下げする時に、値下げする幅をどのように決めたら良いのかについて解説します。

*不動産の相場価格を調べる

現在設定している売却価格があまりにも相場の価格より高すぎる場合、なかなか買主は見つかりづらいでしょう。
そのような場合は、相場の価格まで値下げをするのが良いでしょう。

*端数がある場合はその分値下げする

突然大きく値下げしてしまうと、買主から不審に思われてしまう可能性があります。
そのため、10万円から90万円ぐらいの単位で値下げするのが良いでしょう。

*あえて価格に端数が出るように値下げする

故意的に端数が出るような価格まで値下げするのも良いでしょう。
買主の心理上、最上位の数字を小さくすると、安い印象をもちやすくなるといわれています。
そのため、最上位の数字を1つ下げることで、買主に実際に値下げした金額よりもさらに安くなったという印象を与えられます。

□値下げ時の注意点

値下げすることは新たに買主を見つけるためにはとても有効な方法ですが、値下げのやり方次第では思い通りの利益が得られなかったり、損失を出してしまったりする可能性もあります。
そこで、売主が値下げする時に注意した方が良い点について紹介します。

1つ目に注意すべき点は、何も考えずにとにかく値下げし続けることです。
買主が見つからないからといって何度も値下げを繰り返してしまうと、逆に買主から不審がられてしまう可能性があります。

もし大幅に値下げして売却できたとしても、購入価格より安価で売却してしまい、損失が生まれていては元も子もありません。
適正な価格とタイミングを見計らって値下げしましょう。

2つ目に注意すべき点は、事前に値下げする最低の限度額を決めないことです。
上記のように値下げしすぎた結果、利益が出ないのであれば意味がありません。
今後、新しく不動産を購入するために必要な金額や将来生活するために必要な費用などをあらかじめ計算して限度額の見積もりをしましょう。

□値引き交渉への対処法を紹介

不動産を売却しようとしていたら、購入を希望する方から値引き交渉をされることはよくあります。
今回は、実際に値引き交渉された時にどのように対処すれば良いのか紹介します。

*大幅の値下げには対応する必要はない

買主からの値下げに応じる金額の相場は価格の10%以内といわれています。
10%以上の金額の値下げを要求された場合は対応する必要はないでしょう。
多少の値下げには柔軟に対応した方が売却しやすいですが、過度に値下げしすぎてしまうと売主側の損失になってしまう可能性があるので注意しましょう。

*不動産の相場の価格を理解しておく

実際に売主が売却しようとしている不動産の市場価値を調べておきましょう。
それをあらかじめ知っておけば、買主からの値下げ交渉に対応しやすくなり、適正な価格で売却できるようになります。

*値引き交渉には臨機応変に対応しよう

買主が見つかっていない時には、ある程度の値下げをした方が売れるケースもあります。
そうなった場合に、利益だけを追求して値下げを渋っていては売れるはずの不動産も売れなくなってしまいます。
最低の限度額は事前に決めた上で、買主の状況や市場の様子などを考慮して、値下げ交渉には臨機応変かつ柔軟に対応するようにしましょう。

*当社のような不動産会社に相談する

不動産の売却や値引き交渉には専門的な知識が必要になる場合があります。
そこで不動産の売却を専門にしている当社のような会社に一度相談してみるのが良いでしょう。

□不動産買取という選択肢も!

ここまで値下げをして不動産を売却することについて解説してきました。

しかし、不動産の売却価格をある程度下げても買主が見つからない場合も十分に考えられます。
そのような場合は、当社のような不動産会社に買い取ってもらうという方法もあります。
通常であれば、不動産会社というのは不動産の売主と買主の間に入って仲介しますが、この方法は、不動産会社自体が買主となり、売主と交渉して契約を交わす方法です。

この方法のメリットは、売却する際に買主を探す必要がないので、売買契約を交わすまでの時間が短いことです。
通常の取引に比べればとてもスムーズに契約を進められるので、なるべく早く資金を調達したい方にはおすすめです。

また、仲介手数料の支払いが必要なくなることです。
本来であれば、仲介してくれている不動産会社に支払う仲介手数料の支払いが不要になるので、余分な費用を節約できます。

一方で、デメリットとしては、通常の取引と比べると売却価格が低く取引されることです。
不動産会社に不動産を買い取ってもらう場合は、相場の売却価格よりも低く設定されて取引されます。

□まとめ

不動産を売却する時には、売却価格が重要になってきます。
買主を見つけるためにも多少値引きが必要なケースもありますが、利益を最大限出すためには値引きをするタイミングや金額をしっかりと吟味するようにしましょう。
また、自分自身で相場の金額や値引き額などの条件も調べた上で、売却価格を設定するのが良いでしょう。

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